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次に来るビジネスと魂性論?

FaceBookの運営するLibra(リブラ)ですが、マスターカードとVISAを始めイーベイやペイパルまで運営団体からの撤退が相次いでいる様子。

個人的には今までのビットコインやネムのような貨幣的信頼背景のない「暗号資産」とは違い、マスターやVISAが貨幣的信頼背景としてあったので本当の「暗号通貨」になるんじゃないかと思っていたんですが、この2社が抜けるとなると「暗号通貨」とは呼べなさそう。

トランプさんからの批判もあったし、なんかあったっぽいですね。

貧しい国としては整備されていない地域の人たちもスマホさえあれば口座が持てたり、手数料もかなり低く設定する予定だったようなのでワールドワイドなビジネスもよりスムースになるといった利点は沢山あったはずなんですが、やはりアメリカなどの先進国としてはFaceBookに金融覇権を握られるなんてなんとしても阻止したいですよね。一番恐いのは金融政策打てなくなっちゃうことかな。

 

 

次にくるビジネス

 

最近は、ディズニーデラックスの影響でNETFLIXやばいんじゃない?とか、ウィーワーク事件でSoftBankやばいんじゃない?とか、身近な企業の悪い噂をよく耳にします。

NETFLIXはディズニー系の配信は今年いっぱいらしいです。マーベルやスターウォーズも今やディズニー所有なので痛いですよね。

アメリカではマーベル人気すごいし、NETFLIX製作のスターウォーズのスピンオフが人気らしいのでそれらを補えるようなキラーコンテンツ思索はあるのでしょうか。

また、これは最近聞いた話でかなり興味深かったんですが、昨今全盛のビジネスって動画って言われてますよね?

子供達の将来就きたい職業にユーチューバーがランクインしたり、NETFLIXも日本では「全裸監督」が話題になって登録者がかなり増えたとか。

でも、実は動画ってコスパが鬼のように悪いそうです。

というのも、中途半端にお金かけて中途半端なもの作ってもダメらしいです。一般ユーザーには全然見向きもされないそう。

だから「全裸監督」は過去の失敗を踏まえて、ハリウッド級の構想期間と制作費をかけたうえに、ハリウッドから脚本家を招いて脚本チームを作ってハリウッドスタイルで作成したそうです。原価バリ高です、もうハリウッド映画です。

しかし、そこまでやって面白いと話題になったとしても大体見終わったら熱が冷めちゃうのが早いんですよね。持続性がない。

もちろん友達に勧めたりの口コミ効果もあるでしょうが、そこから派生するのも一定期間なんだそうです。しかもビンジウォッチング(一気見)仕様にシーズンごとのアップロードだから、人によっては1日で見終わっちゃいます。

だからシーズン2など、高額予算でバンバン作っていかないといけないわけです。

そういった動画事情もあってNETFLIXは新しいビジネスを強化しているらしいんです。

それが「ゲーム」だそうです。そうです皆さんのイメージするファミコンだったりのいわゆる「ゲーム」です。

なぜならゲームってすごくコスパがいいらしいんです。

制作費自体はゲームも映画並みの莫大な費用をかけるそうですが、コンテンツとして息の根が長いんです。

確かに映画やドラマの話題性って持って半年くらいでしょうが、ゲームって2年以上同じゲームが流行ってたりしますよね?

しかも、アメリカではこういった比較選択があるそうです。

「睡眠 or 映画 or ゲーム」

これで圧倒的にゲームを選択する若者が多いそうです。(この情報は裏取ってませんので、あくまで”らしい”程度でw)

ただし、昔のゲームのように端末があって、ソフトがあって、接触悪い時はフー!って吹いてみたりして、なんてやつじゃないです。

今言われているのは、コントローラーだけ販売するスタイル。あとはネット端末からダウンロードもしくはストリーミングという今っぽいスタイルです。

しかも、このゲームビジネスはGoogleなんかも本格的に参入予定だそうです。

eスポーツも優勝賞金が32億円というので騒がれていますし、5Gになったら急速拡大するビジネスなんでしょうね。

ゲームといってもメインの役者が任天堂やSONYではなく、NETFLIXやGoogleなんですね。

AppleのiPhoneが代表的ですが、餅は餅屋とも限らないというか餅屋を雇って世界で新しい餅を売るって感じですね。

アイディアと行動力さえあればジャンルはボーダレス。

それで言うと、Amazonなんかはみんなが知っているのはプラットホームビジネスですが、主要な収入源はAWS(クラウドストレイジサービス)だし、SoftBankはキャリアビジネス < 投資ファンド、SONYは電化製品 < 保険(ソニー損保)ですからね。

表向きのビジネスが会社のメインビジネスとも限らないんですね。

 

 

そんな中、好調の「ユニクロ」は…

 

2019年8月期連結決算が、売上高・利益いずれも過去最高を更新したユニクロ。

そんなユニクロの柳井社長の言葉に大変興味深いものがありました。

「僕らはまだ創業者ですけど、サラリーマンがたらい回しで経営者を務める会社が多い。こんな状況で成長するわけがない。起業家の多くも上場して引退するから、僕は「日本の起業家は引退興行」と言っています。今、成長しているのは本当の起業家が経営している企業だけです。」

https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/depth/00357/

他にもインパクト大のお言葉が沢山載っていたので、続きが気になる方は上記リンクをどうぞ。

僕個人的にはこの柳井さんの言葉に魂を感じました。
(こう言うと薄っぺらく聞こえますが。。。)

いずれにせよ新規性も大切ですが、魂性も大事なんでしょうね。

日本人としてはそっちの方があってるのかも。

 

 

 

 

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